おかえりモネ最終回
本日”おかえりモネ”最終回
いい最終回だった。
朝の連続テレビ小説(朝ドラ)歴は長い。
実在する人物をモデルにした朝ドラ
オリジナルの脚本でのドラマ
現代劇だったり、一昔もふた昔も前のお話だったり。
習慣でずるずると観ている時も、感情移入して観る時もある。
度々今回の朝ドラは云々と話題に上がる時があるネットニュースなどで。
今回の”おかえりモネ”も視聴率がどうだとか、異質なヒロインだとか
目にしていた。ワタシも途中で”もう観るのやめようかなぁ”と
思った事がある。
だが、しかし・・だがしかし!最後まで観てよかった!と思えた
ドラマだった☺️
特に終盤。菅波先生と心通じ合い。震災以降距離が出来てしまった
故郷に帰り、家族や友人と故郷と真摯に向き合い成長する。
震災で大事な人を亡くした人。震災で自分のとった行動が許せず
縛られ、悩み苦しんでいる人
そんな人達の苦しさに寄り添い、強さ逞しさに敬意を持って
描かれたドラマだったように思う。
実際に震災を経験した方達にとっては悲しさを思い出し、
みんなが笑顔になる最終週はご都合よく見えた方もいらっしゃるかも
しれない。
だけど震災から10年。被災していないワタシにとっては頭の片隅に
あった震災を、又、10年頑張ってこられた方々に想いを寄せられた、
朝ドラの時間だった。
最終週は2020年1月 モネの実家に挨拶に来た菅波先生は
感染症の対応で先輩に呼び戻される。
コロナを想像させるが、まだ身近には感じていない。
※ココからネタバレ有りです。笑
そして今日の最終回。見事な伏線回収だった。
あの日から触れなかったサックスに
再び向き合えるようになった百音に
かけられる”おかえり”の声
出航するりょうちん。笑顔で見送る新治さん。
牡蠣棚に向かう龍己さんと耕治さん
東京の大学に行くみ〜ちゃん
塾を始めた亜哉子さん
・
そして数年後・故郷で仕事を続けている百音
念願だった子供民宿を始めたらしい亜哉子さん
そこに菅波先生が現れる
2年半振りにやっと逢えたと安堵する先生に
”私たちに距離も時間も関係ありませんから”と
微笑む百音。
抱き合おうとする前に
”もう大丈夫ですか?”と尋ねる百音
”大丈夫ですよ”と答える菅波
2年半でコロナの収束を迎えられたと
そうであって欲しいと思うシーン
そして抱き合う二人
百音が
”雨が降りますよ。子供の声が
聞こえたから”と
昔自分が言われた事がわかり
気象予報士としても成長した事が
わかる。
ナレーションで説明せずとも
何気ないセリフで何年間の
経過がわかる。
※ネタバレ終わり☺️
明日のサンドウィッチマンの朝ドラ受け
で最終かぁ😭
しばらくは”菅波ロス”
”耕治ロス””りょうちんロス”
いや
”おかえりモネロス”になりそうだ。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
ネタバレ失礼いたしました。
#おかえりモネ