ひとりムスメの結婚・・・⑨
恋愛の傷は恋愛でないと癒せない・・と言うけれど・・・
早くないかい??やけになってるんじゃないでしょうね?
そんな心配はいらなかった・・ムスメの顔を見ればわかる。
態度も顔つきも柔らかくなっていた
すったもんだの元彼は、こう言っちゃあなんだが・・モテる男ではなく💦
コンプレックスがあってもそれを認めず、虚勢を張り、何かにつけて
文句や批判を言う人だったらしく、それに影響されたのかムスメはワタシにも
反抗はしないけれど、面白くない事があると舌打ちをするようになっていた。
大事に大事に育てたムスメなのに・・・(どこが良くて付き合ったのか謎である)
それがどうだろう・・・今度は心配させないためか?こちらから聞かなくても
彼の人となりを話し、やれ、どこに行って、こんな話をしたと毎日名前が出ない
事はない。 そんなに浮かれて大丈夫かい??また傷ついたりしないか?
と気を揉む日々だったけれど。。。
お付き合いをして3ヶ月経った頃、二人共に同じ誕生月だという事で、
県外に泊まりがけで、プチ旅行に行くと言う。
ここは、どんな人なのか会ういい機会だと
「帰りに送ってもらったら、家に寄って頂戴」と提案
快諾してもらい、夜に家に招く事になった。
なんと言うことでしょう・・好青年ではないか!!!
そして、なんと言っても、二人が並んで座っているのが、実にしっくりくる。
まだまだ付き合い始めたばかり・・この先はわからないけれど・・
ムスメは表情が柔らかくなり、舌打ちなどしてました?と・・・笑
舌打ちの代わりに”大丈夫?” ”ありがとう”と返すように
その後、順調にお付き合いをし、交際から4ヶ月でプロポーズ
両家それぞれに挨拶をして(今回はもうバッチリで非の打ち所がありません
ムスメは前回の教訓を生かし(笑)ゼクシイなどで予習しとりました。笑笑)
そして、半年後には両家顔合わせと婚約指環をいただき
1年後には入籍。なんと!ワタシの誕生日に挙式披露宴のはこびとなりました
🙌
縁は異なもの、味なものと言うか不思議な巡り合わせ。
ムスメが就職浪人をしなかったら、今の職場に入れなかったら。。
彼が、転職をしなかったら(4歳年上)、研修で同じグループになっていなかったら
会えていなかったのだから・・お互い色々とあり出会いから数年経って、
たまたまタイミングが合い、友達から、恋人へ
そして、お相手が好青年とくれば、もう、母親としては、
反対する理由なぞございません。
周りの者からは、たった一つ反対する理由があったのですが💦
それをムスメの耳に入れないために、式場を決め、日取りを決め
両家の挨拶が済むまで、報告しませんでした。
そして、今二人は、あの時のまま小さな事でも相談し合い、
”ありがとう”を言い合い、お互いを労い、助けあって暮らしています。
次回、最終回(´∀`)・・・へ続きます。