ネコとワタシと小さな暮らし

ネコと私との小さな暮らしを綴ります。

開けたら閉めてよ・・・②


最初は、妹も責任感からだったろう。


同居当初、母は退院(父が亡くなり同居、父の葬儀の時母は入院中)
したばかりで、家事はもちろん買い物も通院も妹頼り。


この家をしっかり守らなければ!という妹なりの使命感もあったろう。


自分で買い物も行けないのだからと、母のカードと通帳を妹が管理する
事になる。


妹は義実家から子供二人を連れて家を出ていて、母と同居する前は
アパートで3人、4年程暮らしていた。
その頃、子供は社会人と高校生。上の娘(姪)に家計を少し助けて
もらいながら、働いて暮らしていた。
その頃から無駄をなくし、節約し、慎ましく暮らしていたのです。


同居した当初はどちらも遠慮と協力のバランスがよかったように思います。



そうは言っても元々の金銭感覚が違うのだから多少の文句を言いつつ、
それでも尊重し 妹のやり易いように頼りながら母も暮らしていたのです。


母の体力も少しづつ戻り、畑に出て作物を作ったり、美容院に行きたいと
言うまでになってきました。


そうなると、欲しい物(苗や肥し、道具)や、身繕い(髪を切りたいや
パーマをかけたい)と思うようになります。


母の年金は言い方は悪いが、妹に握られている訳で、当然こうしたいあれも
したいと妹に要求をする。


そこで、素直に答えてあげればいいのだけれど、(そもそも母の年金)  
自分基準で、いる物かいらない物かを判断するものだから、
渋々出したり、パーマはかけずにカットだけでいいだろうと、
有無を言わせず、母に我慢を強いる事が増えていく。



母の年金が少なく、妹が生活を支えているのなら、母も我慢が必要だろうが、
父の遺族年金もあり、母もずっと働いていたので一人で生活するには十分。


 世帯主が父から母に代わり、光熱費、水道代、通信費、固定資産税などの
税金は母の口座から引き落とされ、妹家族は家賃も光熱費も税金も払わなくて
いい生活。



世間から見れば出戻りで居候。普通は遠慮し感謝しながらの暮らしになるところ。
だけど、同居から今日まで母の年金も自分が管理し、生活の主導権を握って
それが許されてきている。
なので、それはイコール自分のやり方が正しいのだと・・自分の物も母の物も
この家のモノは全て(畑で母が作った作物なども)自分の自由にしていいという
(ジャイアンのような)思考と態度になっていくのです。



事ある毎にワタシは諭してきました。
揉めたくはないので、穏やかに話をし、少し母に対する締め付けを緩めて欲しいと。
そして、母と妹の洋服を買いに行ったり、外食に連れ出したり手作りのモノ(パンや
お菓子)生協の宅配で食材を購入し、持って行くなど。。。
しかし、思考がジャイアン的ですから、やってもらうのは当然。
(感謝の言葉、自分も支払いをするとは言いますが。。ワタシが断るのはわかって
 言っているのです。)



一緒に暮らしている子供(姪.甥)も母親を見て生活しているのですから遠慮も気遣いも
少なくなり、態度が横柄になってきます(特に娘)


ワタシは毎日実家に顔を出します。だけどほんの10分程。母が生活に不満を持っていた
としても妹家族の前でははワタシに言えません。
ですから、最近までこれでこの家が回っているのならと口出しせずにいたのですが・・・




要点を整理すると言っていましたが😅随分長くなりまして・・・・
次回に続きます。




”次回は(ワタシ)がブチギレます”


長々と申し訳ありませんです。


※ニンゲンってたいへんねぇ あたしはちゅーるとカリカリがあればいいのにゃあ



本日もお付き合い頂きありがとうございます。