ネコとワタシと小さな暮らし

ネコと私との小さな暮らしを綴ります。

開けたら、閉めてよ・・・④


  決戦は木曜日・・・母を病院にお任せした後に、妹をランチに誘う。


  鉄は熱いうちにではないけれど・・この件はこれから暮らしの為に
  有耶無耶にしてはいけない。喧嘩上等のつもりで臨んだのです。


  最初からその話をすると、せっかくのランチが不味くなるのでここは冷静に・・
  妹を車に乗せ、何を食べたいのか聞いてみる。


  妹「ラーメンでいいよ」
  ワタシ(人に奢って貰うんだから”で”じゃなく”が”だろう。もっと言うなら
      ”がいいんだけどいい?”と相手にも聞くもんだろ)


  もうムカついているので一々気になります😅


  ワタシ「それじゃあラーメンも食べられるスシローでいい?」


  空いていたのですぐに席に案内され、各々好きな物を注文し食べる。ラーメンだった 
  り、唐揚げだったり・・デザートまで食べ、一息ついたところで切り出します。


  最初から喧嘩腰ではなく 母がストレスが溜まっていると事。 
  なんとか節約しようと頑張っているのはわかっているという事。


  母は昔から買い物好き。だが、無駄買いも多い。
  妹と同居する前にキッチンを片付けたが、年配者の家によくある大量の賞味期限切れや     
  大量の買い溜め。冷凍庫はいつも満杯で一番下のものは最早何年前の物かわからず💦
  鍋やツールも大量で中には勧められ、付き合いで買わされた高額浄水器や鍋なども。


  また財布を母に渡せば、考えもせずに購入する。それを考えての上だという事は
  わかっていると・・・


  だけど、幾ら節約大事、ちりつも大事と言っても、それは人に強要したり、
  押さえつけて従わせるものじゃないと


  妹は泣きながら、でも納得はしていないので、ワタシを睨みつけ


 「だってもったいない!それに何度言っても直らない!」そう言いました。


  ワタシ「いい大人に改めて欲しい事があるなら、言い方があるでしょうが・
      協力してってお願いすればいい事じゃないの?」


  ワタシ「お盆に、ばあちゃんが小玉スイカを買うといってカゴに入れたら、自分が好き
      じゃないとネチネチと言い続けて、結局棚に戻させたり、パーマをかけたいと       
      言ったら、箪笥の着物を売らせたり、自分の基準で不要と判断して、ばあちゃ  
      んに惨めな思いさせなさんな!」


  妹「もう何にも言わない。それでいいでしょ!」


  半ギレです。 悪かったと思っているのではない様子


  ワタシ「ばあちゃんが〇〇ちゃんにクリスマスプレゼントをあげたいって言ったら
      何にもしてもらってないからしなくていいって言ったらしいけど。それも
      もったいない。損だと思った?」


  流石にこれはすぐにそうだと答えると拙いと思ったのか沈黙です。


  ワタシ「もったいないの?お金を出すのが惜しい訳?」


  妹「だって私がいた2年間敬老の日だとか〇〇ちゃん何にもしてない!」
  逆ギレです。


  これには呆れました。ムスメの母に対する気持ちを2回の敬老の日で判断するのです。 
  何かを持ってきたのかで判断するのですから。


  ムスメは孫の中で一番母の近くにいたのです。20年以上です。
  可愛がってもらったのはムスメが一番わかっています。


  対する妹の子供は2年間暮らしてはいるけれど、横柄で母に対してもつっけんどんな態 
  度です。その前の20年はまともに寄り付きもしません。
  我が身を、我が子を振り返ってからモノを言えって話です。


  それに昔から母は「年寄り臭いから敬老の日は何もしなくていい」とムスメに言って
  いた経緯があるのです。


  流石に頭に血が昇りました。


  「〇〇(ムスメ)は昨日も電話掛けてきて ”明日ばあちゃんの手術でしょ・私に何か 
   出来る事あったら言って” って言ってきたわ
   その労りと気遣いの気持ちはモノじゃないからカウント出来ないっていうんやね
   口で言うのはタダやわって言う考えって事やね・・・・・
   わかったわ・・・だけどウチの〇〇はばあちゃんのもらった商品券を自分にくれ
   とは口が裂けても言いませんけど」


  もうこうなると姉妹喧嘩です。


  だけど・・・口で妹がワタシに勝とうなんて100年早いのです。


  黙り込みます。スシローで・・・😂


  会計をして外に出ます。もちろんワタシの支払いです。


  外で待っていた妹は「ごちそうさま」ここまではいい 
  ワタシも普通に「いいえ」と返事をするつもりでした。。
  だけど妹はその後に「はぁぁ〜」とため息をついたのです。


  コイツはぁ!と思ったワタシは
  「そのため息は元都議の木◯と一緒やね。自分を被害者だと思ってる」
   これはちと、やり過ぎました。。。(反省)


  その後の2,3日は氷の対応です。(鞭です追い討ちの・・・)
  ワタシは、もし妹が腹を立て実家を出ると言ってもいいと腹を括っていました。
  何としても妹に自分の態度を見直して欲しいと思っていました。


  あれから徐々にワタシは態度を軟化していき、毎年恒例の年賀状を妹の分と母の分を 
  作ったり、妹への言葉数を増やしていきました。(飴です)


  そして昨日実家に行った時、丁度母にムスメから着信がありました。 
  話の内容は、今日の母の、もう片方の白内障のオペを気遣う言葉と・ひ孫への
  プレゼントのお礼だったようです。


  妹がいない時に母に聞いてみると妹から言い出したようで・・・


 「ごめんなさい」と言う言葉は未だ聞いていませんが・・


  少しは態度を改めようと妹も思っているようです。


  ワタシは今年はやめてやろうか!と思っていたクリスマスケーキを実家の分も作ろうと 
  思っています。


  長々とお付き合い頂き有難うございます。


誰かと暮らすって他人だけが大変じゃにゃいのねぇ ・・実の親子も
大変そうねぇ だからネコと暮らすのがイチバンにゃのよ・・・・