ネコとワタシと小さな暮らし

ネコと私との小さな暮らしを綴ります。

友の実家断捨離に至るまで・・②

就寝時に脳出血で搬送されたYのお母上



搬送された病院はお父上が最期にお世話になった総合大病院


どこの総合病院でもそうだと思うが、緊急で処置はしてくれる・総合的な


治療もしてくれるけれど。。お母上のように高齢で寝たきりとなると


1ヶ月を目処に、リハビリ施設や医療付き老人ホームなどへの転院を勧められる。



コロナ禍でもあるのでベッドを空けて欲しいらしい。


お母上の意志、またYも、胃瘻や人工呼吸器などの治療は望んでいなかったため


病院から紹介状を出してもらい、自宅近くのリハビリ施設併設の医院への転院を


決めた。



自宅近くだけど、コロナ感染予防の為、面会は出来ない。先の総合病院でも


搬送後のオペ後に一度。転院の相談と転院の時に二度顔を見られただけらしい



面会も出来ない、励ます事も声をかける事も出来ない。積極的な治療もしない


という中で、Yは、覚悟を決めたという。


お母上が帰ってきた時に(;ω;)  綺麗な家で迎えてやりたいと・・・



覚悟は決めた。。覚悟は決めたけれど・・・あまりの溜め込みに


愕然としたらしい。  毎日隣の自宅から通っていた実家。


数年前までは自分達が暮らしていた家に、こんなに物が溜められていたとは



ワタシも先週 初めて母屋なる実家に何十年振りかにお邪魔した。



一階は、昔訪れたままで、 片づいている。御仏壇にお線香をあげさせてもらい


「THE実家!って感じはするけど・・そこまでひどくないじゃない」と言った。


Yは「一階はコツコツと片付けてなんとかね・・問題は2階よ」



2階に上がってみて驚いた (*´Д`*)


よく床が落ちないな・・と思う程のタンスの数


押入れはどこも物が詰め込まれ・・一番奥の6畳程の部屋に行くと・・


物干し竿が何本も掛けられ、そこにおびただしいお母上の洋服が


掛けられていた。´д` ;


入り口に近い押し入れにもハンガーポールが取り付けられてそこにも洋服


部屋の奥に洋服のカーテンをかき分けて進むと、そこにも立派な洋服ダンス


その中にもびっしり洋服が!!!!


思わず「ひぇ〜」と声が出てそして「すっごいねこれ」と感心してしまった。



「洋服だけじゃないのよ」と一階に降り、和室の押し入れを開ける


そこには「薬局かよっ」とツッコミたくなるような量の薬


頭痛薬、胃薬、ビタミン剤、エレキバン、湿布


台所には、液体薬用石鹸の詰め替え用が20個以上


ゴミ袋は軽く100袋は超え、傘に団扇に洗剤類に、ここにも頭痛薬


なんでも・・軽い認知障害と肩こり頭痛持ちの不安から


買ってあるのを忘れ、同じ物をいくつも買ってこれだけになったそう。。



Y「ったく・・認知だからしょうがないしさ、母のお金だからいいって思いたい
  けどさ・・これからお金がかかるしさ。亡くなったとしてもかさむわけよ。。
  色々。。これだけの洋服や薬を買わずにさ、少しは孫に遺しといてくれよって
  思わなくもないわ・・  このままにしておけるわけないし
  片付けが出来ないなら増やさないでよって思うわけよ・・」



身に積まされた・・・ ワタシの母だって・こうなっていたかもしれない


父が亡くなって、妹が同居してくれているからここまでにはなって


いないのかも・・と


<ここまでにはなっていないけれど・・・妹同居の実家もワタシから見れば
 ものが多すぎる・溢れているのだけれど💦>



そこで!!! ワタシが人員招集!この洋服や薬や雑貨を欲しがるであろう


母と愉快な仲間たちとで、Yのご実家ツアーを開催することになりました!!


ワタシが集めたというより・・母に話したら、秒で広げ、秒で話をまとめたんですが


少しでもYの抱えているものを少なくして、その後は断捨離のお手伝いにも


馳せ参じようと思っております。


本日もお付き合い頂きまして有難うございます。



※実家断捨離大作戦・・頑張ってお手伝いしてらっしゃい!!