ネコとワタシと小さな暮らし

ネコと私との小さな暮らしを綴ります。

バレンタインデイ

今日はどうやらバレンタインらしい



朝からテレビやネットニュースでやれ”義理チョコはコロナで


廃れた”だの・・”自分へのご褒美チョコ”だのが目についている



どうしてこんなに今日のワタシは”やさぐれ”ているかと言うと・・


バレンタインは苦い思い出があるからなのだ・・



あれは中2の冬・・手作りチョコを友達の家で作るという


いかにも乙女らしい集まりがあった


同級生の町医者の家に集まり、その頃出始めた”オーブンレンジ”


で皆んなでチョコを作りましょう!と言う事で・・・


それぞれ材料を持ち寄ってその子の家にお呼ばれした。


流石、お医者のお宅! 玄関ホールにはシャンデリア・


リビングにはグランドピアノ。子供部屋にはお姫様が寝るようなベッド!



そして、お台所には堂々と鎮座する”オーブンレンジ”


集まった一般ピーポーの友達とワタシは口をあんぐり開けて


”おお!これが!”と魔法の箱を見つめていた。



さぁ!それでは作りましょ!と皆で持ち寄った材料を並べて


始めようとするも・・・誰も作り方を知らない・・


お医者の娘だってオーブンレンジなんて使った事がないのだ



クッキーなら作れるんじゃない?と誰かが提案して、


そうだそうだ!それにチョコをかければ!チョコクッキーになる!


そうしよう!と・・お菓子の本を参考にして


ああでもない,こうでもないと、クッキー作りが始まった



1回目・・・とても歯では噛めない・・堅焼きクッキー😵
2回目・・・水分を多くしたがために・・スライムのようなクッキー


3回目・・・味は保証出来ないが、なんとか形にはなった


出来がいいのを寄せ集め、人数で分けると一人2つづつ💦


それでも初めての手作りクッキーを少しでも可愛くラッピングしようと


近くの文房具屋さんに行き(あの頃は100均なんてなかったなぁ)


包装紙をみんなで買い、それも等分して自宅へ持ち帰った。



いそいそと包装して、鞄の中へ


バレンタイン当日、同じクラスの男子にチョコを渡そうとすると・・


衝撃の事実が・・なんと1ヶ月前にやってきた”転校生”が一週間前に


その男子に告白して、二人は交際をしているという😵


そして・・ワタシの初めてのバレンタインの告白は・・


チョコクッキーも渡せず、告白もせずに終わったのでした・・・



今のワタシなら・・あの頃の自分へ・・”やめといて正解だよ・・・


あのクッキー・・きっと食べられるようなものじゃなかったよ”と


”クッキーが成功してたって、告白していたって、きっと実らなかったよ”


って言ってあげられるのに・・



そんなこんなでトラウマとなり・・友チョコ、義理チョコ、本命チョコ


いずれも拒否して🤣、今日に至ります。



ムスメやムスメの友達がウチに来て、チョコを作るとなれば、


口も手も出し、手伝います。



ムスメが結婚一年目のバレンタインには本格的な手作りチョコケーキを
作りました。ムスメのオット君(ムコどの)はえらく感激したようです☺︎




ここぞとばかりのメーカーの押しの強さは拒否ってはいますが、


バレンタインは否定はしません☺︎ 


今日もどこかでバレンタインに告白しようとドキドキしている


可愛い子がいると思いますから・・


本日もお付き合いいただきありがとうございます。


※happy Valentine!皆さま良いバレンタインを!