ある日のチャレンジ(蕎麦編)
何を隠そう・・・ワタシは蕎麦屋の孫なのだ
ワタシの祖父が蕎麦屋を始め・子供6人を育てた
ワタシは初孫で、殊の外可愛がられた
祖父は孫のワタシから見てもイケメンで!格好が良かった
既婚者でも周りが放っておかず度々他所の女の人と遊んで
祖母をヤキモキさせていたようだ・・
だけど・ワタシが生まれてからは真面目になり、あの男前で遊び人の
蕎麦屋の主人が、孫会いたさにおんぶ紐とコート(昔はオンブ半纏と言った)
でいそいそとバスで孫を迎えに行っているらしい。と驚かれる程の可愛がり
その祖父も亡くなって50回忌となる。ワタシをデレデレに
可愛がってくれる時間はあまり長くはなかった。。
と、何故こうしてつらつらと祖父のハナシをするのかというと・・・
蕎麦屋の孫だけども習ったり弟子入りした事もなければ、腕もない
ないけれど・・思い入れだけはたんとある。
そんな思い入れたっぷりのかき揚げ入り おろし蕎麦がこちら↓
年越し蕎麦用の鰹節とネギ有り かき揚げは冷凍してあったもの
大根は母の畑から拝借・蕎麦は乾麺
出汁は昆布と鰹で引き醤油と少しの味醂で作った
(今回も買い足し無し🙌)
祖父と母の味を思い出しながら何度も味見をして作る。
そして、ワタシが大人になるまで祖父が生きていてくれたら・・
どんな話をしただろう・ひ孫の顔を見ていたらどんなに喜んだだろう
一時ワタシが辛かった時も、多分一番の味方でいてくれただろう・・
そんな祖父を思い出しながら、一番好きなおろし蕎麦を食べる
鼻の奥がツンとするのは、大根の辛さのせいだと思いながら・・・
本日もお付き合い頂きありがとうございます。
※いい思い出なんだからしんみりしちゃダメダメ! 喜んでじいちゃんの味を
楽しみなしゃい・・・